昨年11月よりBlogをスタートさせて、また今回は完全に一人旅なので、旅行記を絶対にここに記そうと考えていた。といっても今回の旅行先はミャンマー、インターネットへのブロードバンドアクセスなど望むべくもなく、とりあえず旅行中にはドラフトだけをメモ帳に残しておいて、帰国後に記そうと思う。
今回の旅行の行き先を決めたのは11月だった。1月22~30日に休暇を取ることを決定して、どこに行こうと迷っていた。会社で親しくしてもらっている先輩で大のアジア旅行フリークの人がいるのだけれど、その人の一番のオススメがミャンマーだったこと、そして、周りにあまり行ったことがある人が多くないということ、この2つの理由で、今回は決定した。
ミャンマーの基本情報は以下の通り。
「ミャンマー連邦」
面積:68万平方キロメートル(日本の約1.8倍)
人口:5,217万人(2002年)
人種:ビルマ族(約70%)、その他多くの少数民族
言語:ミャンマー語
宗教:仏教(90%)、キリスト教、イスラム教等
政体:軍事体制(暫定政府)
主要産業:農業
一人当たりGDP:180ドル(2003年)
先日就任したアメリカ合衆国ライス国務長官に、キューバ、北朝鮮、イラン、ベラルーシ、ジンバブエと共に「専制の前線」として揶揄された国だ。
11月下旬より今回の旅行の準備を開始。まずは航空券をいつも利用している格安航空券専門サイト「アルキカタ・ドット・コム」で入手。1月22日、朝成田発・夕方シンガポール着、23日朝シンガポール発・昼ヤンゴン着、29日昼ヤンゴン発・夕方シンガポール着、29日夜シンガポール発・30日早朝成田着、というスケジュールのチケットを空港施設利用料等込で65,000円でゲット。次にビザ、品川にある大使館に2回足を運んだ。そして、ガイドブック。いつも愛用している「地球の歩き方」のミャンマー(ビルマ)編を購入した。それにしてもこのガイドブックの薄っぺらいこと。200ページ程度しかない。これは同じ「地球の歩き方」のオーストラリア編の4分の1程度しかない分量だ。軍事政権下で渡航する日本人観光客が少ないからか、それともそもそも見所が少ないのか、色々と思いを巡らせながらもあっという間に読み終えてしまった。
旅行前日までは割とバタバタしていて、パッキングなど全くできていなかった。前日夜に全部済ませればいいと思っていたのだけれど、学生の頃と違って、その目論見は余りにも甘過ぎた。出発前日21日にはクライアントとのミーティングが夕方18時30分から入っていたのだけれど、そもそもそれが終了したのが21時前。しかもそのミーティングで、その日の内の回答要請事項をもらったのでオフィスに引き返し、それを片付け終えたのが23時前。帰宅したのは、日付も変わろうとしていた頃だった。22日朝のフライトが9時20分で、国際線の2時間前チェックインルールのことを考えると、6時前には家を出なければならず、必然的に徹夜を強いられることに。寝て起きられなくなってしまうと困るし、「あーあ、学生の頃は良かったなあ」と眠い目を擦って思いながら、ゆっくりとパッキングを続けた。
そして気が付いたら出発の時間が近付いてきていた。
こんにちは。僕はミャンマー出身のセイントウと申します。ホームページであれこれ探しながらお宅の記事がみつかりました。ミャンマーのどこが良かったのですか?軍事政権下のミャンマー人の生活面をどう感じますか?教えて頂けると有難いです。
投稿情報: セイントウ | 2005-03-19 21:48
率直な印象は「ミャンマー旅行記を書き終えて」に書いた通りです。
http://shibuya_naoki.typepad.jp/top/2005/03/post_4.html
ただ、貧しさは目に付きました。
軍事政権がもっと上手に舵取りして、世界経済の枠組みから孤立しないようにしないといけませんね。
統計を見ていて、1人当たり国民GDPが5年前と比べて半減しているのも気になりました。
投稿情報: Shibuya | 2005-03-21 22:09
やっぱりね。わたしも自分の国の将来の為に何か役立ちたいです。
色々と改善しないといけない場面が多々あります。が、不自由制度
下では想うように動けませんね。けど、一生懸命頑張ります。
投稿情報: セイントウ | 2005-03-22 21:55
セイントウさんは今日本でお仕事されてるのですか?
一度お会いできると楽しいかもしれませんねー。
投稿情報: Shibuya | 2005-03-23 08:25
僕は日本の衣料会社に仕事していますが、中国の工場現場で勉強中です。僕も一度会えればと思います。メール連絡でも色々意見交換できればと思いますけど宜しいですか?
投稿情報: セイントウ | 2005-03-24 13:33